かつお

18日、かっちゃんが天国へ行って、もう1週間。
ほんとにあっと言う間でした。

かっちゃんは17日ご飯を食べなくなり、夕方から呼吸が少し速くなり、夜は２回ほど痙攣を起こしたけど、苦しそう、という感じはほとんどなく、最期もとても穏やかだったそうです。

カメの時みたいにチェーンストークから呼吸が止まるまでのあの時間を過ごせる自信がなかったけど、それもなかったみたい。

私がお風呂に入ってる間、Nが「かつお、ありがとうね」と声を掛けたら、ゼンマイが切れたかのようにふっと呼吸が止まったそう。

その前ウトウトしてたんだろうから、チェーンストークから止まるまでを見てなかっただけかもしれず、なんか異変を感じてハッと起きたタイミングだったのかもしれないけど、お風呂から上がってあったかっちゃんは、生き切った感じでカッコよかったです。

尊敬するし、心から誇りに思います。

目の横には2カ所穴が開いて、目も落ち窪んで最後の方は閉じることもできなかったくらいだから、顔はだいぶ変わっちゃったけど、燃え尽きたような、力を余さず生き切ったのがひしひしと伝わってくるような、本当にそんな姿でした。

18日、0:02くらい。

19日はタラちゃんの命日でした。

18日は海の日で、月曜日だったけど霊園が空いてて火葬ができました。
この時期開いちゃうと大変だから、良かったね。
翌日はお休みだったし、15時から火葬しました。

見事な喉仏。
確かボンちゃんも立派だったけど、本当にしっかりした喉仏でした。

20年間台所を守ってくれて、そんなかっちゃんがふっといなくなってしまって、一つの時代が終わった感があります。
ワカメは元気だけどね。

ミイにも散々世話してもらったもんね。
かっちゃんが他の子のご飯みんな食べちゃうんだもん、と手を焼いていたのが懐かしい。

元気で高い声で鳴いて、ビニール食べて、しょっちゅうウンチ詰まって、でもどんな痛い治療でも、人に噛み付いたりひっかいたりしたことは一度もなかったなぁ。
怒ったこともない。
人にも猫にも本当に優しい子でした。

ミイも喜んでお世話してくれてるだろうな。
タラちゃん、しいちゃん、へいたとも楽しく遊んでるだろうな。

大きな存在で、何となくまだ信じられないんだけど。。。

本当にありがとう、という気持ちでいっぱいな反面、そういう言葉を口に出すといなくなったことを認めちゃうようで嫌なような、自分でもよく分からない気持ちです。

写真見ても、いなくなった気がしない。
なんなんだろう。
ちょっと時間がかかるのかもしれない。