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我が家の猫犬さんたちの事、その他色々。
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今は大変です。


まず一番大変なのが犬の花子。

原因不明の腹水で、日に日に弱っていきます。

水曜日に大学病院で検査なのですが、それまでとにかくがんばってくれ!!

原因がはっきりして、きちんとした治療を受けられますように。

今は対症療法で何とかしのいでいる状態。

あればあるだけご飯を食べていたのが嘘のように、食べさせることに必死です。


血液検査でもエコーでもレントゲンでも、大きな異常は見つからない。

脾臓も肝臓も肥大してるけど数値としては出てこない。

肝臓や腎臓は、血液検査の数値で明らかに異常値が出た時はもうすでにだいぶ悪い。

今の花子の状態で、腹水が肝障害からきているものであったとすれば、もう血検の数値で出てきてもおかしくないのに、それがない。

肥大しているということは良くないことだけど、エコーで見る限りはすごくきれいな肝臓をしてるんだって。

心臓も問題なし。

残るは腹腔内腫瘍辺りだけど、検査では見つけられなかった。

だから、大学病院。


がんばれ!




次はうずら。

うずらとはお外の猫で、とらじやココの兄妹。(このブログに登場したことあったかな?)

うずらが急に元気なくなっちゃったから病院連れて行ったら、『急性白血病』か『リンパ腫』との診断。

長くはないでしょうとのことだった。。。

兄妹のココから血液をもらって輸血した。

まだ入院中だけど、何とか回復してきてる。

ただ、『急性白血病』であったとしても、『リンパ腫』であったとしても、どちらにしても半年とか、その位だろうとのこと。

なんてことだ。

このままうまくいけば日曜日に退院予定。

まさか外に放すわけにはいかないから、工夫して家の中で飼っていくことになる。

楽しく穏やかな生活が送れますように。




こんな中、ありがたいことに元気に頑張ってくれてるのがじいちゃん猫のたっくん。

ぱっと見はガリガリで毛もなくなってしまい、鳥のひなのよう。

相変わらず一日おきの通院だけど、たくましくご飯を食べてくれてるし、ここ最近で一番元気に過ごせてる。

「こんな時俺ががんばんなきゃな」とでも言ってるみたい。

本当にありがたい。



みんながたっくんのように奇跡を起こしてくれますように。。。

どんな手伝いもするから、がんばろう!



不謹慎だけど、自分が病気であることの方がどれだけ気が楽だろうと、最近つくづく思っちゃう。

私が元気に頑張らなきゃいけないんだけどさ!
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水曜の夜、セミナーに行ってきた。
内容は『腎臓疾患と心臓疾患の食事療法の実際』というものだった。
今回の先生の講義は初めてだったけど、とっても話し方が上手で聞き入ってしまった。

腎臓疾患は、猫ちゃんが高齢になると高い確率で付き合っていかなくてはならないものとなる。
いわゆる“慢性腎不全”だ。
慢性、というのは「長時間かけて次第になった状態」の事をいい、「治らない」という意味が隠れているらしい。
ということは、早く発見できれば、治すことはできないが少しずつ進んでいく腎不全の進行速度を遅らせることができる、ということでもある。

それにしても嫌な言葉だ。
一緒に暮らした猫を、何匹慢性腎不全で亡くしただろう・・・
最近の話だけでもグレちゃん、くま、シロコ。

今となれば、その3匹とも、もっと上手に病気と付き合っていくことが出来ただろうな、と思う。
私さえちゃんとしていれば。
そうすればもっと穏やかに、有意義に過ごさせてあげられたに違いないし、あんなに苦しい思いもさせずにすんだかもしれない。
何を言っても始まらないけれど、「慢性腎不全」と聞くといつでも、悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでイライラモヤモヤしてくる。


話を戻すと、臨床症状が出る前に腎臓疾患用の療法食に切り替えるのが大切なんだそうだ。
低タンパク、高カロリー食で、リンとナトリウムが制限されている食事。

慢性腎不全で見られる分かりやすい症状は、食欲不振・元気消失・体重減少・嘔吐・多飲多尿、貧血など。
大抵の場合、「最近水はよく飲むんですけど、ご飯をあまり食べなくなってしまって。で、時々吐くんです。」というような感じで来院することが多い。
様子を見てしまう期間が長いほど、症状は進んで行き、当然ながら猫ちゃんもつらい思いをしなくてはならない。

実験で、慢性腎不全であると診断された段階で療法食に切り替えたグループと、今までの食事を替えずにいたグループの生存日数を記録したものがある。(具体的には、血液検査でクレアチニンがある一定の数値に達した段階)

療法食を食べていた猫ちゃんたちのグループは、生存数が50%になるまでの日数が約600日だった。
一般食を食べていた猫ちゃんたちのグループは、生存数が50%になるまでの日数が約300日だった。
個体差もあるし、この結果だけで判断するのも乱暴かもしれないが、300日の差は大きい。
これを見たら、療法食に切り替えない手はない。

でも、私が「難しいなー」と感じるのは、猫ちゃんは嫌いな食べ物は頑として受け入れない子が多い、という点だ。
一般食を食べていた子が、腎臓の療法食に何の問題もなく切り替えられる例はそんなに多くないと思う。
嗜好性が落ちるし、市販されている食事より種類もはるかに少ない。
金額も高い上に猫ちゃんも喜ばないので、飼い主さんが音をあげてしまうことが多い。
猫ちゃんが何も食べてくれなければ症状はどんどん悪化していく。

飼い主さんの中には、美味しくない食事を我慢してちょっとだけ食べていく生活より、ちょっと寿命が短くなっても美味しいご飯をたらふく食べさせてあげたいという人もいる。

どちらがいいのかは分からない。
確かに美味しくないから食べることに興味をなくしてしまい、それからどんどん痩せていってしまう子もいる。
猫ちゃんの食事療法はとっても難しいと思う。

ただ、ナトリウムの制限というのは高血圧に効果があるという理由で制限されているのだけれど、人間とは違って犬猫はナトリウムの制限と血圧には関係ない、という結果も出てきているらしい。
そうなると、腎臓疾患用の療法食も少し嗜好性を高めることができる日が来るかもしれません、と先生がおっしゃっていた。
まだ新しい実験結果だそうなので、これが実際に反映されてくるには時間がかかるのだろう。

あと、慢性腎不全には飲水がとてもとても重要なのだそうだ。
水を飲ませる努力も惜しんではいけない、とのこと。
猫ちゃんは特に、水の飲み方にも各自特徴があるので、そういうのを利用してたくさん飲んでもらった方がいいらしい。


心臓疾患についてはまた後日・・・
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