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我が家の猫犬さんたちの事、その他色々。
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さっき、花子がお世話になった大学病院の先生から電話があった。

病理検査の結果が出たとのこと。


結果は『リンパ腫』だった。

脾臓にできたリンパ腫が原因で、播種性血管内凝固、全身の血栓症、腹水、急性腎不全、腹膜炎といったことが引き起こされていた。


何となく息が血の様な臭いがする、と言って近所の病院に行ったのが2009年の年始。

その時は痩せさせましょう、と言われただけだった。

その時に腹水があったのかどうか、先生が気付かなかっただけなのか、それは分からないけど、腹水がたまり始める前であれば、無麻酔で脾臓の細胞の検査ができ、リンパ腫の早期発見につながったかもしれないとのことだった。

でも、実際問題は無理なんだって。

腹水がたまる前、ほんの些細な変化を私たちが見つけられたとしても、それがそんな大がかりな検査に発展することはまずあり得ない。

腹水がたまってつらくなった時でさえ、花子の血液検査に何の異常も現れなかったのだし。


「これはDNAの異常によって起こるもので、花子ちゃんが過ごしてきた環境とか、食べ物とかが影響しているというようなことはないんです。」ということだった。


リンパ腫ができたのは、恐らく腹水が溜まる少し前であろうとのこと。

長い間、私たちの気付けないところで苦しい思いをしていたわけではなかったんだ。

それを聞いて、少しだけ安心した。


あまりにも急激に症状が進み、本当にお散歩の坂ダッシュのように天国まであっと言う間に駆け上がって行っちゃった花子。

先生も何の力にもなれなくて・・・と言っていたけど、多分あの先生たちに診てもらえなかったら、もっと苦しい思いをしてたと思う。


またいつでも散歩に行けるような気がして仕方ない。

まだそんなんじゃダメだなって思うけど。


花子の辛かった原因も全部わかって、これでとりあえず一段落なのかな。

最後に先生にもきちんとお礼が言えたし、良かったと思う。

hanakosmile1.jpg
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今朝9時頃、花子は亡くなりました。


解剖の結果、脾臓、肝臓ともに表面がボコボコしていて、多数の腫瘤が見つかりました。

十二指腸には潰瘍があり、穿孔が見られたそうです。

消化管内の出血は恐らくそこからで、それが原因で腹膜炎を起こしていたのではないか、また消化管は黄色化していて、これは腹膜炎の影響でしょうとのことでした。

心臓の僧帽弁閉鎖不全もあったそうです。


詳しい病理検査の結果が出ないと、腫瘤が良性なのか悪性なのかははっきり言えませんが、脾臓の腫瘤が一番ひどかったそうで、肝臓は転移節だろうということでした。

腎臓自体もいびつになっていたけれど、これは2次的なものでしょうと言われました。


お腹を開けてみて初めてわかったことばかりでしたが、こんなにいろんなことがあったとは、というのが正直な感想です。

ずいぶん長い間我慢してたんですかね?と聞いたところ、12月末から1月初め頃から進んだものでしょう、と言われ、ちょっとだけホッとしました。

確かに調子を崩したのは1月に入ってからで、それまでは元気はつらつだったわけですから、もし見えないところで何かが起こっていたとしてもはな本人も気づいていなかったかもしれない、そう思いたいです。


ただ、ちょっとひっかかるのは、12月に「はなの息が血みたいなにおいがしたから、健康診断も兼ねて診察してほしい」と言って、近所の病院に連れて行ったことがあるんです。

その時はにおいを嗅いでもらって、年齢もあるし口臭はこんなもんでしょう、と言われ、内臓系は間違いなく健康、特に心臓は保証します、まずはダイエットしましょうと言われました。

私も一度「あれ?」と思っただけなので、そんなもんなのかなーと思っていましたが、いま思ってみるとあの時もしかしたら潰瘍があったのではないかなー、なんてちらっと思いました。

ただ、どんな検査をしても分からなかったことを考えると、これがはなの寿命だったんだなと思わざるを得ないですね。

先生も、「早いうちに脾臓を取ってしまうしかなかったと思いますが、特定できなかったわけだしそれもちょっと難しかったでしょうね。」とおっしゃっていました。



悔しいけれど、仕方なかったのかな。

最後の2ヶ月はつらい苦しい思いをさせてしまって、本当に本当にかわいそうなことをしました。

大学病院では良くしていただいて、心から感謝しています。

あの先生たちに診ていただかなかったら、もっと苦しい思いをさせて、もっと早くに亡くなってしまっていたと思います。

少なくともそう思わせてくれた先生に出会えただけでも良かったです。


そんな先生もはなをほめてくれてました。

「相当強い子だったと思いますよ。」って。

えらかったね


よーく頑張りました

いろんな所に一緒に行ったり、いろんな楽しい思い出がいっぱいあるよね。

楽しい毎日をありがとう!!

これからはずっと一緒にいよう!!
昼過ぎ、勇気を出して電話してみた。

面会に来てもいいですよ、と言ってもらえたので行ってきた。


おしっこは、昨夜1時頃から少し出始めて、明け方4時過ぎくらいにようやく点滴で入れた量と同量位になったとのこと。

本当によかった!!


それでも腎臓の値がすごく高いという状況には変わりなく、引き続き危険な状態ではある。

でもおしっこが出ないという、一番怖い状況はとりあえず脱してくれた。


先生も真夜中までやってくれてるんだなー、と本当に頭が上がらない思い。

3人の担当医の中で、いつも花子について下さっている若い先生(研修医さんなのか、単なる新人さんなのかは分からないけど)に、真夜中までありがとうございますと伝えると、「花子ちゃん、かわいくて・・・-*^^*」との予想外な、ありがたいありがたいお言葉が返ってきた

お世辞だとしても、そうやって言ってくれる先生に診てもらえて良かった、と思う。


でも、やはり昨夜は繰り返しの血便と吐血があり、おしっこも出ないしで本当に危険な状態だったそう。

おしっこが出てくれたというだけでも、花子ちゃんは本当によく頑張ってくれてます、と言ってくれた。

出ない確率の方が高かったみたい。


えらい!!



面会したところ、呼吸は早くてつらそうではあったけど、昨日の表情よりは穏やかだった。


まだまだ予断を許さない状態は続いているけど、一つ一つ山をクリアしていってくれますように。

昨日の夜19:30頃電話があった。

おしっこが全く作られていない状態で、意識レベルも下がってきています、とのことだった。

治療を続けていくか、どうしますか?という主旨の電話だった。


腎臓にできた血栓が腎臓への血流をストップさせているのだろうとのこと。

血栓を溶かす力は通常持っているものなので、それにかけてみるしかないらしい。


おそらく消化管からの出血がひどいから、血栓を溶かすような薬を使うわけにはいかないのでしょう。

もどかしいな。



先生の口調が、完全に諦めなければならないというようには聞こえなかったので、「今苦しんでしまっているということでないなら、できるだけのことをしてあげたいと思います。」と迷わず答えた。

先生も力強く「わかりました。」と即答してくれたので、あとは先生と、花子の残る力に託すしかない!!


今のところ連絡がないから、花子は頑張ってくれてる!!!

がんばれ!!!!!
昨日大学病院へ行ってきた。

血液検査、レントゲン、超音波、CT、腹水検査、脾臓の細胞診等をやった。

脾臓にいくつかしこりが見え、肝臓のリンパ節も少し腫れている、との診断。

貧血が進み、血小板も減ってきている。

腹膜炎を起していて、腹水よりも胸水の方がひどく、420mlも抜いてもらった。

そりゃあ呼吸が苦しいわけだ、かわいそうに。。。

検査上支障があるからとのことで、腹水も抜いてもらった(350ml)。


脾臓にしこりがあることがわかったものの、ほかの臓器は大丈夫なのか、どこまで広がっているのかということ、また、全身に転移していたら外科処置は適応外ということになるので、その確認もあり、CTまでやってもらった。

これは検査ではあるが麻酔をかけなくてはならない。

でも、それをしないことには先に進めないので、お願いした。

結果、脾臓に腫瘍があることは確認できたものの、ほかの臓器は転移は見られないという診断だった。


となると、悪さをしている脾臓を摘出する、ということになる。


花子の場合状態が悪く、時間的余裕がないので、外科の先生に少しでも早く手術をしてもらえるよう交渉してくれ、来週の火曜日に手術をすることになった。

ただ当然のことながら、状態が悪いので手術自体とても危険を伴う。

でも悪いところが分かっているのに放っておいて、花子を苦しませることはできない。

手術中に心臓が止まってしまうということも十分考えられ、健康な13歳のワンちゃんと比べたら100倍~1000倍位リスクは高い、と言われた。

手術をしないという選択ももちろんあるけれど、長く生きられない。

何より苦しいのがかわいそうで・・・


本当につらいつらい決断。

でも治る可能性のある方を選ぶことにした。


変な言い方だけど、万が一手術中に心臓が止まってしまうようなことがあったとしても、治療をしないで苦しんで亡くなるよりは本人も楽なんだ、と考えることにした。


そして月曜に再来院することになった。




でも今朝、状態がものすごく悪くなった。

急変といってもいいくらい。

お腹がすごく痛そうで、うめいたり高い声でキューキュー泣いたり、すごくつらそう。


13時頃、ふらふらあちこちにぶつかりながら庭に出て行き、血便をした。

おしっこをほんの少しして、2歩くらい歩いたところでばたんと倒れた。


朝の時点で先生に電話して、14時くらいに連れてきてくださいとのことだったので、連れて行ったところ、貧血はさらに進み、血小板もとても少なくなっていた。

処置中に血便、吐血もあり、消化管からの出血がひどい。

低酸素で、眼球の動きもおかしくなっていたとのことで、酸素マスクをしていた。

急性腎不全も起こしており、おしっこがほとんど作られていない状態とのこと。

輸血、点滴、利尿剤等で、何とか持ち直してくれるよう治療していきます、ということだった。


帰り際、顔をなでてきたけど、その時はちゃんとこちらを見てた。


電話が鳴らないよう祈ることしかできない。


何とか乗り越えてくれますように。
苦しい思いをしていませんように。


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